Hankyu Bus High School Graduates Recruit
大きなバスを動かす運転士に、子どものころから憧れを抱いている人は多いもの。
高校卒業後、憧れていた職業に就いている人はどんな思いを抱いているのか、聞いてみませんか?
阿武 嵩真 SOMA ANNO
宝塚営業所/2019年入社
大阪府出身。高校卒業後、阪急バスにエキスパート社員として入社。大型二種免許取得の条件を満たすまでは、事務員としてキャリアを積む。安全管理課、教習チーム、新営業所の開設サポートを経験した後、運転士に。
Q1. どんなきっかけで入社することに?
地元に貢献したい気持ちが強かった私は、高校卒業時に就職を希望していました。高校の斡旋でさまざまな企業の話を伺った中で、阪急バスで新たに導入されたエキスパート社員に注目。子どものころから利用していて、親しみがあった阪急バスへの就職を意識するようになりました。また、完全未経験でも仕事ができるよう教えてもらえることが心強く、阪急ブランドに惹かれ、生涯働けると思ったので採用試験を受験し、入社しました。
Q2. 大型車両免許の取得に自信がありましたか?
入社時は大型車両運転の適性がわからなかったのですが、育てますと言っていただけたので、2年後(当時※)に免許合宿所で教習を受けました。普通車とは全く違う感覚でしたので、上達できるか心配を抱いていたのは事実です。でも、早く運転士になりたい!というモチベーションから延滞することなく無事に卒業、二種免許の取得ができました。
※現在は、運転経験1年後に特例教習を受講することができます。
Q3. どんなお仕事を担当していますか?
二種免許取得後、辞令を受けて運転士になり、路線バスを担当しています。指導運転士の方から路線研修を受けていたころは、さまざまな路線コースを覚えることに精一杯でしたし、初めてお客さまを乗せる前日は緊張していました。運転士は「焦らず落ち着いて、一つずつ丁寧に」を心掛け、気遣いをしながら取り組む職業。お客さまから「ありがとう」といわれると嬉しく、やりがいを感じる仕事です。今では、地域の方々に自分の運転士の姿を見ていただけるようになっていますが、今後より増える難しい路線を担当して幅広く活躍したいですね。
Q4. 好きな路線はありますか?
宝塚市のすみれガ丘を走る路線の、きれいな風景と閑静な雰囲気が好きです。道自体、間違える心配が少なくてゆったりとしていて気に入っていますし、車両がオートマだけということも、運転に対して安心感を得られるポイントです。
Q5. どんなときにやりがいを実感しますか?
お客さまが降車されるときに、声を掛けてくださることが糧になります。直接いただける「今日の運転士さん、サイコーだったよ」「親切な案内、ありがとう」など、本当にうれしいもの。丁寧な案内ができていると、声を掛けていただける場面が増えます。また、たとえば、渋滞などで暑い中2、3分遅れたら「お待たせしました」とアナウンスします。わずか2、3分でも、待っているお客さまにとってはわずかではありませんから、気持ちを伝えたくて。お餅などをくださるお年寄りの方は、孫みたいに見てくださっているのかもしれません。お客さまから本社に感謝のメールが届くこともあり、ありがたいと思います。
Q6. 乗務で活きたアドバイスは?
教習の先生が、「アナウンスで最後に『ありがとうございました!』を言うこと」と仰っていたことが印象に残っており、ずっと実践。そのおかげで、お客さまの8~9割の方々が本当に笑顔で降りてくださるんですよね。接客の大切さを実感しています。
Q7. 阪急バスで働く魅力は?
入社時は不安も抱いていましたが、社員の方々が温かく迎えてくれる会社でした。阪急ブランドから連想していたきっちりしたイメージ以上に、やわらかい印象があります。この雰囲気の中で、社会人のイロハを学ぶことができて本当によかったです。「ひととまちに優しい」をモットーにサービスを提供する側でありながら、お客さまからやさしく見守っていただけているとも思っています。
Q8. 休日の過ごし方は?
プラモデルを作ったり、デジタルでイラストを描いたり、趣味の時間を大切に過ごしています。腰を悪くした祖母の様子を、見に行ったりもしますね。今は金土が休みなので、平日休みと土日休みの両方の良さが味わえると思っています。
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